少し前にお会いした方が、帰り際にこうおっしゃいました。
「私、ずっと“女”ってこと忘れてたわ」って、
笑いながら、でも目に涙を浮かべていらっしゃったのが印象的でした。
家の中では“お母さん”。
職場では“ベテラン”。
友達との会話でも、性の話題は避けるのが当たり前。
でもその中で、自分が“女”であることを忘れてしまうことってあるんですよね。
女性として、見られること。
触れられること。
求められること。
思い出したとき、人は涙を流すほどの感情を持っていたんだと、
改めて気づかされました。
誰かにとっての“女”として過ごす時間、ここで少しだけ取り戻してみませんか。
匠