「もう誰かに求められることなんて、ないと思ってました」
そんな言葉をいただくたびに、胸がきゅっと締めつけられるような気持ちになります。
でも私は、それにこうお返ししたいんです。
“その気持ちを、どうかあきらめないでほしい”と。
誰かに見つめられること。
抱きしめられること。
手をつなぐこと。
求められること。
それは、年齢や状況によって失われていくものではなく、
ずっと、心の奥で生き続けている感覚だと思うのです。
誰かに求められたいと思うこと。
それは、寂しさでもわがままでもなく、
人として、まっすぐな感情だと私は信じています。
その気持ちを、大切にしてください。
そして、その先に私がいられたなら、嬉しく思います。
匠