「年齢を重ねてから、もう誰にも裸を見せたくないと思っていたんです」
そう言って、最初は目を合わせるのも恥ずかしそうだった方が、
最後には「なんだか少し、自分が好きになれた気がします」と笑ってくれたことがありました。
“見せたくない”という気持ちの奥には、
「見られて、がっかりされたくない」
「自分の体を受け入れてもらえないかもしれない」
という不安が隠れているのかもしれません。
でも、僕は思うんです。
変化していく体は、恥じゃない。
それは、人生をちゃんと歩んできた証です。
誰にも見せたくないと思っていた自分の体が、
“やさしく包まれる体験”に変わったとき、
心までふわっと軽くなる瞬間が訪れる。
その安心感を、僕は全力でつくりたいと思っています。
匠