ご利用いただいたお客様から、時折こんな言葉をいただくことがあります。
「こんなこと、お願いしてないのに…なんでわかったんですか?」
たとえば、手をつないでほしいタイミングでそっと手を差し出したり。
髪をやさしくなでてほしい気持ちを、言葉ではなく空気から感じ取ったり。
後ろからふわっと抱きしめることで、緊張がすっと解ける瞬間があったり。
そんな“言葉にできない願い”は、
身体の反応や目線、呼吸のリズムに自然とあらわれるものです。
僕はその微細なサインを感じ取りながら、無理なく、自然に寄り添うよう心がけています。
「お願いしないとダメかな」
「恥ずかしくて言えない…」
そんなふうに気を張らなくても、大丈夫です。
“本当はこうしてほしかった”を、言葉がなくてもちゃんと届けたい。
この空間では、遠慮も我慢も必要ありません。
あなたの“心のまま”でいていただければ、それで十分です。
匠